頭痛症例① 『肩こりを伴う左側頭部痛』 つくばの整体・鍼灸「からだ回復整体 めぐり」

『肩こりを伴う左側頭部痛』

頭痛症例① クライアント

 

 

 

女性 10代 学生

主訴

左側頭部痛 肩こり

来院日

2015年月8月

症状

肩こりは中学生の頃からあったが、ここ1年は肩こりがひどく痛みが強くなり、最近は上半身全体がつっぱる感じがある。肩こりに伴って左側頭部の頭痛も出るようになった。思い当たる原因としては、大学受験が控えているため、同一姿勢での長時間の勉強が影響しているのではないかとのこと。その他の症状としては、便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群の症状と月経不順、仰向けで寝た時の息苦しさ、吐き気、花粉症と鼻炎のアレルギー症状がある。

身体所見

・胸椎に硬さあり

・両仙腸関節の硬さあり

・両肩甲骨内転に硬さあり

・両肩関節外転に可動域制限

・横隔膜に硬さあり

・側頭骨に硬さあり

・脾臓、膵臓、肝臓、心臓、回盲部に異常反応

・肩の高さにおいて右肩が大きく下がっている

・肘を曲げての肩をグルグル回すことが出来ない

治療内容と経過

姿勢を観察すると、肩が前に入り背中が丸くなるという猫背の状態になっている。姿勢を改善する施術を行い症状を回復する方針で施術を行う。この方の身体の歪みの原因として、ストレスと循環の弱さ、内臓の機能低下が考えられる。呼吸の浅さもみられるため、まずは肋骨の動きを出していくことが必要となる。肋骨の動きを改善するため、反応のあった肝臓、膵臓、脾臓、回盲部の内臓調整を行う。また側頭骨にも硬さがあるため、頭蓋骨調整を行い自律神経のバランスを整えることを目標にした。初回の施術後、深い呼吸ができるようになったが、肩回しと肩関節の外転動作で腕を挙げても耳までつかない状態。

3回目の施術

肩関節外転の制限がなくなったが、まだ肩の力が抜けない感じあり。便通の状態が良くなった。仰向けで寝た時に腰痛が出てきた。

6回目の施術

肩回しができるようになってきて動きも継続して良い状態。肩の力が抜けてきた感じ。肩と腰の痛みは全く無くなった。生理が来なくなって2ヶ月になる。頭痛が出ることはなくなり、吐き気も消失した。

8回目の施術

生理が3ヶ月ぶりに来た。身体の動きがとても良く、頭痛、肩こり、腰痛も出ていない。受験も受かり、身体の状態も良好。

現在

県外の大学入学のため現在は施術中止。

考察とまとめ

日常のストレスからくる自律神経系の乱れ・内臓疲労・長時間の不良姿勢が原因で頭痛を引き起こしていたと考えられる。不良姿勢に関しては、自律神経や内臓環境が大きく関わっており、実際に内臓調整の施術を行うことで身体の動きに変化が顕著に現れていた。「普段の姿勢が良くないから肩こりがある」とよく耳にするが、普段の姿勢が悪くなるまでには、自律神経の乱れや内臓疲労など何かしら深い原因がある。原因を解決しなければ、いくら正しい姿勢を取ろうと気を付けていてもスグに戻ってしまう。症状を起こしている大元の原因を解消することが最も重要なことである。