五十肩 症例報告① 『右五十肩の痛み』 つくばの整体・鍼灸「からだ回復整体 めぐり」

『右五十肩の痛み』

症例① クライアント

 

 

女性 50代 会社員

主訴

右肩の痛み(五十肩)

来院日

2015年7月

症状

2014年の秋頃から右肩関節~右上腕外側の痛みが出現し、2015年の3月頃には右手が背中にまったく回らない状態で左のお尻も触れなくなる(結帯動作に制限)。さらに就寝時に痛みが強く出るためクッションを右肩の下に入れないと眠れず。また入浴する時に左のわき腹が洗えなく、お腹に手が触れる動作が痛みで出来ず不便をしている。その他の症状として、右顎の痛みと右手で字を書く時に手が震えて書けない。しばらく整形外科や接骨院に通院していたが、肩回りを強く動かす施術を受けたため逆に痛みを増してしまった。ボルタレンの痛み止めも効かず、どうしたら良いかわからない状況で当院に受診。

・右鎖骨下に違和感あり

・足がよくつる

・右肩関節外転90度制限

・右肩関節内旋時に痛みあり(右手が左肋骨を触れない)

・右肩関節伸展90度制限

・胸椎、腰椎全体に動きの硬さ

・両仙腸関節の可動域減少

・左肋骨に硬さがある

治療内容と経過

脊柱と胸郭の動きが硬いので、まずは胸郭の動きを出す施術を行う。左肋骨の硬さは膵臓機能の低下と横隔膜の硬さによるものと判断。その他内臓の反応として卵巣反応あり。全体の循環を上げるため、血流回復整体で骨盤と首の調整を行う。そして膵臓と横隔膜、卵巣の内臓調整を行うことで、身体に緩みを出し、関節の可動域を広げる。食事の問題として、ほぼ毎日ドーナツを食べるなど糖質を多く摂っていたため、糖質制限とカルシウム摂取を指導。

2回目の施術

歪み改善と血行回復手技、内臓調整、頭蓋骨調整に加え、天宗穴に刺激を入れる施術を行うことによって、手の震えが軽減。顎のつらさは完全に無くなる。

5回目の施術

当初、左のお尻が触れなかったが、お尻に触れられるようになる。手の震えは完全に消失し、さらに足がつることが無くなる。

6回目の施術

背中の後ろで手がギリギリ組めるようになる。この頃には、寝る時にクッションを使わず、普通に就寝できるようになった。寝ていると顎が上がってしまっていたが、顎が上がらず仰向けになれるようになる。左肋骨の硬さが緩み始める。

15回目の施術

両手をバンザイ出来るようになり、左右比べても変わりなくなる。入浴時、左側の脇も洗えるようになる。当初、後ろに手が回らなかった手が回るようになり、下着のホックも止められるようになる。

現在

メンテナンスで月1回の施術を行い、循環が落ちないよう施術中。メンテナンスに移行するまでの期間は約3ヶ月。

同時に施術した症状

右顎関節症

考察とまとめ

施術の経過からみて、内臓の疲労が大きく関与しており、内臓疲労によって身体に歪みを出してしまったことが原因だったと思われる。特に左肋骨と脊柱、仙腸関節が硬くなることで、身体のバランスが崩れ、胸郭の動きに制限を出していたと考える。今までの食生活や生活スタイルの不良が積み重なった結果に起きたものなので、今後メンテナンス整体で体内の血液循環を上げ、食生活を良くすることが身体に痛みを引き起こさないために重要なことであろう。